新しい年を迎えて、電動アシスト自転車の購入を検討されている方もおられるのではないでしょうか?
「子どもが大きくなって、抱っこ紐で肩がゴリゴリ!」
「ベビーカーだと、バスや電車の乗りおろしが大変!」
「普通の自転車だと、坂道がつらすぎて足が震える~!」
そんな時に活躍するのが電動アシスト自転車です!
少し遠めの児童館や遊び場に足が延ばせるかも? 一気に移動範囲が広がりますね♡
カタログで色やデザインを比較しましたが、実際に乗ってみないと分からない!ということで、近くの自転車店に試乗に行ってきました。
今回は代表的メーカーである「パナソニック」・「ヤマハ」・「ブリヂストン」3社の前乗せ型電動アシスト自転車乗車レビューを書きたいと思います!
子どもを1歳から乗せたい人には「前乗せ」がおすすめ!
前乗せ型のメリット・デメリット

前乗せ型は1歳から4歳位まで乗車できます。
●メリット
・走行中でも子どもが視界に入るので安心!
・後ろにチャイルドシートを付けて、3人乗りが可能。
・前のスペースが広いので、圧迫感が少ない
・快適で衝撃に強い標準装備の前チャイルドシート
●デメリット
・前にシートがあるので、車体がやや大きめ
・3人乗りをした時に、カゴが付けられない
●こんな人におすすめ
・子どもを1歳から乗せたい人
・快適さを望む人
後ろ乗せ型のメリット・デメリット

後ろ乗せ型は2歳から6歳位まで乗車できます。
●メリット
・子どもを2人乗せても、前にカゴが付けられる
・ハンドル付近がコンパクトで小回りがきく
・2歳以降で購入するなら、前チャイルドシートを購入しなくても良い
●デメリット
・子どもの様子が見られない
・標準装備の前チャイルドシートに比べると、若干快適さが劣る
・3人乗りをするとき、子どもが運転者とハンドルの間に座り、足を開かなくてはいけないのでやや不安定
●こんな人におすすめ
・子どもを2歳から乗せる人
・3人乗りになってもカゴは欲しい人
前乗せ派におすすめの電動アシスト自転車4選
【ヤマハ】PAS Kiss mini un

メーカー希望小売価格(※専用充電器含む)
142,000円(税抜)
軽くて小さめなので、小柄な女性でも安心!スタンドをかけると自動でハンドルロックがかかります。タイヤサイズが20インチと小さく重心が低いため、子どもの乗り降ろしの負担も軽減されています。
チャイルドシート
頑丈でしっかりとした作りの、通称「コクーンルーム」。名前のとおり、繭のように下半身がすっぽりとカバーに覆われているので、安全性が高いです。
難点としては、シートを覆うカバーを開閉して乗せないといけないので、若干、子どもの乗りおろしが面倒かもしれません。
乗り心地
ペダルを踏んだ瞬間のアシストがゆるやか。
踏み出した瞬間に前にグイッと加速する感じがそこまで強くなく、自然でスムーズな走り出しです。狭い道で通行人が多かったり、交通量が多い道などで乗りやすいです。
バッテリー容量
12.3 Ah
充電時間
3.5時間

パナソニック ギュットクルームDX

メーカー希望小売価格(※専用充電器含む)
149,800円(税抜)
2020年モデルからは、シートにサンシェードが標準装備!
スタンドを立てると、自動でハンドルが固定されるので便利です。
2019年モデルに比べて鍵穴の位置がサークルキーの上部分に移動、また鍵穴の角度も変更されたため、子どもを支えながらでも掛けやすくなりました。
チャイルドシート
コンビとの共同開発で、ふかふかした柔らかな手触りの人気が高いシート。 車のチャイルドシートのように乗せる部分が広く開いているので、子どもが暴れても乗せやすいです。ベルトも胸用、腰用と二カ所で、装着が簡単!
乗り心地
ペダルを踏んだ瞬間のアシストが、3社の中で一番強め。
前に加速するパワーが強力で、ぐんぐん進んでいきます。 通行人が多い場所だとペダルを小刻みに踏んでいるような形になるので、慣れるまでは少し抵抗があるかもしれません。
バッテリー容量
16.0 Ah
3社の中で一番大きい容量なので、その点で選ばれる方も多いとのことです。
充電時間
4.5時間
パナソニック ギュットクルームEX

メーカー希望小売価格(※専用充電器含む)
165,800円(税抜)
「パナソニック ギュットクルームDX」に「ラクイック」機能が付いた上位機種。「ラクイック」機能とは、カバンを鍵に入れたまま自転車の電源ボタンを押すと、自動で解錠される便利な機能です。他2社にはないので、この機能が欲しければパナソニックで決まりですね!
そのぶん、DXに比べ少しお値段が張ります。
「バッテリー容量」と「充電時間」は同じ。
カラーバリエーションは違うので、好きな色で選んでもいいかもしれませんね。
ブリヂストン ビッケポーラーe

メーカー希望小売価格(※専用充電器含む)
143,800円(税抜)
同シリーズの中で一番、安定感のあるモデル。ママの身長が138センチから乗車可能で、重心が下に来ているのでそれも納得です。丸みのあるデザインも可愛く、ママに人気です♡カスタムパーツが多いので、外見を自分好みに変更出来るのもこの商品の魅力!
チャイルドシート
足を乗せる部分の調整が可能なので、子どもが大きめになっても乗せられそうです。 大きくなって後ろ乗せにする場合、シートを外して前カゴをつけることもできます。 他社のシートに比べて丸い箱型のシートなので、荷物によっては、そのままカゴとして使うこともできそうです。
乗り心地
3社の中で一番、なめらか。 踏み出しはそれほどでもないですが進み始めると、グイグイ進んでいきます。前乗せシートの位置が他社より低いようで、子供を乗せた時にハンドルが安定しているように感じます。転倒防止に重要なハンドルロック。
他の2社はスタンドを立てると自動的にハンドルロックがかかります。
が、こちらは手動です。暴れる子どもを押さえながらかけるという点では少しやりづらいかもしれません。掛けたい時に掛けられるのでその点は良いと思います!ロックを外し忘れると、曲がる時にハンドルが動かないので注意。もちろん横に開閉レバーがついているので、すぐに外せます。
バッテリー容量
15.4 Ah
充電時間
4時間
電動アシスト自転車で快適な育児ライフを♡

今回は代表的な3社の電動アシスト自転車を紹介しました。
性能はもちろん、カラーやデザインも大事ですよね。
あなたにぴったりの自転車に出会えて、素敵な育児ライフが送れますように!
